青写真

ゲームとおいしいものと、時々、日常

うーん……。

長いので追記に投げておく

だいぶ書いてブラウザが落ちた時には心が折れかけたが、一人のユーザとしてきちんと意見は書いておくべきだと思ったので

一応下げておく。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレが嫌で発売以来ググるのと他の方のツイを見るのを止めていた。

だが虚と襤褸に負けた翌年の挑戦、あの二匹に勝てそうな気がしない(黄川人のサジェストしてくれる体力に届かない)ので他のプレイヤさんはどうしているのかと思いふとググることにした。

まさかこんなことになっているとは思わなかった。自分の推し神がこんな末路を辿ると思わなかった。

Twitterでの桝田氏とユーザの遣り取りはこちらに詳しく纏めてあるので横着をさせていただくことにした。

※こちらのTogetterには若干の作為性を感じるが、他の纏めがないので

実際にTwitterでの会話を読んだ中で、自分がプレイした中で感じた問題点を以下で述べる。

堅苦しい口調なのは、怒りに任せて文章を書かないように気をつけた結果である。

 

 

 

まず、課金アイテムに関して

これを嫌うユーザが確実に一定数いることは用意に予見できた筈だ。レヴェルは違えどASBから学ぶことはあったと思う。

更に前作というべきか、Rの際にTwitter連動で神様を配布することに苦情があったことは記憶に新しい。また、雑誌や関連書籍に神様が付くこと自体も難色を示す人が一定数いたことも事実だ。

だが同時にアイテム課金コンシューマゲームの中にも増えてきているのは現実だ。真・女神転生Ⅳでもクエスト課金という形でだが、通貨や経験値が大幅に増えるというものが配信された。同時にこの有料クエストは一部で批判の声が強かった。

課金する・しないを決定するのは本人の意思である。若干世間の課金アイテムよりは高めに感じたが、最終的に金銭を出すか出さないかはプレイヤに委ねられている。だが同時に課金制度があること自体が批判の対象になるのも現実ではある。

蛇足だが以前の記事で色や家紋の課金を考えている、と自分が書いたのはご祝儀といった意味合いが強い。

 

 

シナリオとシステムの問題 

続いて、こちらが一番問題なのだがシナリオとそれに付随するシステムに関する難点である。

前回のポストで触れたが、狐次郎がこの話の背景を語ってくれる。更にある条件下で驚くようなことを語り出す。自分は笑ってしまったが、上記自分の推し神の行く末を知っていたならば笑うこともなかっただろう。

これらの難点自体が「夜鳥子という公式の生み出したMary Sue」と「夜鳥子の強要」にあると考えられる。

 

夜鳥子の強要に関しては、前回書いた記事で触れた通りである。

これは俺屍ユーザの中に一定数いる縛りプレイをする人間からすれば、「夜鳥子を必ずパーティに加えなければならない」ということがまず心挫かれる点だと考えられる。

縛りプレイでなくとも、一族でファンアートを楽しむ人間が多い俺屍では関連性が薄い(ように思われる)夜鳥子が急に放り込まれ、さらに今作になって俄然稼ぎ辛くなった奉納点を強要されることが辛い部分だろう。

たとえ夜鳥子と一族の関係性が明かされたとしても、ほぼ二年毎に奉納点を納めなければならないというのは辛い。奉納試合では前作の選考試合のように確実に一本を取ることが難しい。そんな奉納点が貴重な中で、夜鳥子にある程度の奉納点を捧げる必要がある。酷い場合、一族の交神相手よりも夜鳥子に渡す奉納点が多いことがある。

自分の好きな神が今後どうなるかを知ってしまった今となっては、言葉が悪いが郭公の托卵のように感じられてしまう。

また、夜鳥子が薙刀士の上位互換のような存在なのでどうしても夜鳥子という桃太郎と猿・犬・雉子の討伐隊のように感じられてしまう。あくまでも個人的な感想だが。 

 

夜鳥子がMary Sueになっている、という点に関しては前述の狐次郎だけでなく、他の神々の言動から感じてしまう現象である。

一族でファンアートを楽しむ人間が一定数いることは制作側も承知の筈だ。その「自分なりの一族」の中に強くて美しくて一族が群衆に成り下がるキャラクタを放り込めば、反動で夜鳥子に対するヘイトも上昇するだろう。

それだけではない。前作が「壮大な姉弟喧嘩に巻き込まれた一族の物語」ないしは「巻き込まれた一族の物語」であるとしよう。今回も帰着するところが同じだとしても主人公は一族であって夜鳥子ではない筈なのだ。

神々の言動から神話らしい人間臭い神々を描きたかったのかも知れない。だがそれも過剰にになると、芳香を越えて悪臭になった香水のようだ。思い入れのある神々が後半で受ける(自ら進んでそうなったのだろうが敢えて受けると書かせて頂く)仕打ちを考えると尚のことだ。

 

 

 

以上を踏まえて

 そこに到る要員は様々だが、夜鳥子が今回の騒動の大きな原因であることは間違いない。

最初からキャラクタが自動生成で三人できるのに難色を示していた方々がいたが、それよりも上記問題点の方が騒動の要因としては大きい。

一族に夜鳥子がいないとシナリオが進まない、夜鳥子を賛美する為に既存のキャラクタを間接的に貶める・蔑ろにする。こういったことが不満噴出の原因である。

あくまで個人的見解ではあるが、夜鳥子をパーティの必須条件から外すだけでヘイトは少しは低くなるのではないのだろうか。夜鳥子が一族にいれば式神に関するイベントが起きる、といった形にするだけでも印象が変わるように思える。女神転生シリーズのロウ・カオスヒーローのように。

どこまで修正できるのかは判らない。だが、可能な限り修正して欲しいと思ってしまうのが現状でもある。

従来からのシステム自体はかなり面白いし、マップ自体は鍵を見つけることがだいぶ負担になるとはいえ仕掛けが増えていて良いと思う。

だがこのシナリオには目を瞑ることが難しい。

現時点でSCEからの声明発表はないが、雨垂れ石を穿つという言葉を信じてこの駄文をWebの片隅に上げる。

 

 

7/23 am1:30 細かな誤字脱字を修正